“天才ロックギタリスト”ってチープな表現で申し訳ないですが、本当にそうなのです(笑)。Charさんのギターを聞いていると、“ギターが上手い”ってこういう人の事を言うんだろうなと思ってしまいます。ギターという楽器が肉体の一部なのではないかと思えるくらい、自由自在に表現している感じです。
Charのソロ名義で気心のしれた仲間と楽しく作ったアルバム“Moon Child”に収録された“からまわり”。ライブではさらに緊張感があってブンブンなドライヴィングした曲になりますが、スタジオ盤ではインプロっぽい素地はありながらも、スタジオならではの安心したテイクが聴けます。
ジミヘンとベックの美味しいところをとって、昭和歌謡のメロディーを乗せたような感じが、日本人好みな感じです。王道ペンタトニック音階のイントロリフ・♯9thのジミヘンコードを使ったカッティング、リズミックな間奏のソロなど、ロックギターを学びたい人にとっては、教科書のような曲です。是非、一度コピーしてみて下さい。
